●「グーグルスラップ」に端を発して(1)

 
先日、世間で言う「グーグルスラップ」を受けました。
アフィリエイトのサイトではありません。
 
通常の通販サイトでした。アドワーズで集客をしていたのですが、
掲載していた全ての広告グループの、全てのキーワードの品質スコアを
「1/10」にされてしまいました。もちろんいきなりです。

 
普通の広告媒体だったら、お金を出している広告クライアントに、
これはないですよね。
 
前日まで、だいたいが「7/10」、
一番良いもので「10/10」の品質スコアをもらっていたのにもかかわらず、
ストンと全てが「1/10」になってしまいました。正直、びっくりしました。
当然、それっきり、事実上、アドワーズで広告は打てません。
 
グーグルにしてみれば、
「これがグーグルの方針なんです」なのかもしれません。
そう言われてしまえば、それまでですが、
あまりにも一方的で、高圧的な印象を受けました。
 
一応、グーグルのサポートに理由を尋ねるメールを出して、
3日後に回答をもらいました。
 
あなたのリンク先ページは、
グーグルのポリシーに違反している事を確認しました。

という内容でした。
 
どこがどう違反しているのか、該当する箇所の明白な指摘はなかったものの、
返信メール全体の文面は、決して高圧的ではなく、
非常に丁寧に書いてくれています。
 
時間をかけて読ませてもらって、参照のページもそれなりに読んでみました。
確かに、グーグルがポリシーとして掲げている、
商品を説明するオリジナルの文章の不足はあったように思います。
 
だから、再度アドワーズを出す為に、これからゆっくりと、
ランディングページはもとより、サイト全体の他のページも、
グーグルのポリシーに沿った内容に修正して行こうと思っています。
 
ただ、今回の「グーグルスラップ」で、色々と感じた事があります。
世の中には、沢山の代理店という会社の形態がある。それと同じような事を、
私たちアフィリエイターは、しているのじゃないでしょうか。
 
安く仕入れて、マージンを取って、高く売る。
これは、商売の原則で、商材が物販であっても、
情報商材であっても同じです。アドワーズのクリック発生費よりも、
高いアフィリエイトの報酬があれば、成り立つのです。
 
グーグルは、アフィリエイトがNGと言うのではなくて、
アクセス者にとって有意義なページである事が望ましい。と言っています。
その為に、そこには、ある程度の長いオリジナルの文章が不可欠で、
商材へのリンクしか貼ってないようなページはNGですよ
、という事らしい。
 
正直に言うと、利ザヤを抜く行為は、別に悪い事ではないし、
転載許可がある商品説明のような文章で、他人の書いた文章を拝借して
ページを制作する事が、どうしていけないのかよく私には分かりません。
また、その文章の量が少なくて、どうしてまずいのでしょうか?
 
極端な事を言ってしまえば、
商品の写真が一つポツンとページの真ん中に置いてあって、
「これはいいものですから、買ってください」というコピーが一行だけ。
なんてページであっても、
これをポリシーとして拒絶する意味がよく分かりません。
 
なによりも、そのページが有益か無益かを判断するのは、グーグルではなくて、
アクセス者なのではないか?
 と思ったりもします。
それをグーグルが判断して、ある種のフィルターをかけるのは、
一種のプロパガンダではないのかな〜。
 
グーグルは民間企業であるからして、(民間企業ですよね?(^^))
自社自身のポリシーや規則を掲げる事は自由だと思います。
でも、これ程までにインターネットで巨大なパワーを持った現在、
もっともっと、公共性というか、多様性への対峙を追求してほしいのです。
 
インターネットの秩序を管理する
警察やら軍隊の役目を担ってほしくない
気がします。
 
こんな事を言うと、「だったら君は、グーグルを使わなくていいんだよ。」
なんて言われるかもしれませんが、私達には、現在、グーグルとヤフーしか、
事実上の選択肢はないのです。
 
もう一つや二つ、政府やNGOが管理運営する、検索エンジンが出現すれば、
またネットのチカラ関係も変わってくるのだろうけれど。
 
今回の「グーグルスラップ」を受けた私の感想は、こんな感じでしょうか。
まあ、事実上は、グーグル社無しでは、
もはやインターネットを楽しめない私でもあるのですが。
(グーグルマップやGmailは、毎日便利に使わせてもらっていますし)
あんまり文句ばかりも言ってられないのも事実です。
 
▼▼▼▼
グーグルのPPC広告・アドワーズのマスターマニュアルです。
アドワーズへの出稿の詳細手順はもちろのこと、
グーグルスラップになる原因や、グーグルスラップを避ける方法
スラップになった商品を再度販売する方法・・・・等が学べます。
グーグル〜アドワーズ・マスターマニュアル
 
 
※2010年04月01日初稿
※2012年09月24日更新
 
 
 

 
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